あんな本こんな本 、私の本棚、読書感想 U 発行月順目次 |
子供の頃に読んだ懐かしい本、心に残った本、自分を支えてくれた本など、あんな本こんな本の読書感想を 500字程度に纏めています。長距離サイクリングのサイトもあります。 読書感想は、私の本棚と題して1997年4月から毎月書き始めました。一緒に掲載した写真は、本の内容や発行月と関連を持たせるように努めていますが、読書感想文ともどもなかなか上手くいきません。閑話と題した 正月の文章は、地方紙というよりも更に小規模な地域紙の新年号に投稿し掲載していただいたもので、本当 に閑話です。 私の読書感想を読んでウンウンとうなずいて頂いたり、そんな読み方もあるかなと思って頂いたりいろいろでしょう。長距離サイクリングのサイトでは、皆様の町を深夜に走っていたかも知れません。そんな思い出を 時系列に書き連ねました。ひょっとしたら、あなたに道を尋ねたりしていたのかも知れません。 感じられたことやご推薦頂ける本がありましたら、是非発行者へメールを下さい。 暇な時にチョコッと覗いてみるのにピッタリのサイト、あんな本こんな本、私の本棚、読書感想と長距離サイクリングのサイトだと自画自賛しています。 |
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第106号・・・2006年(平成18年)1月号−−−送元二使安西(漢詩 )・・・・・・王維作、送別を詠んだ漢詩の最高傑作 正月閑話・・2006年(平成18年)正月−−−長い手紙・・・・・・ほんとうに閑話です 第105号・・・2005年(平成17年)12月号−−−五千回の生死・・・・・・ 宮本輝作、人を見る目が暖かみに溢れた作品 第104号・・・2005年(平成17年)11月号−−−ソクラテスの弁明・・・・・・ プラトーン著、知らないということを知っている分賢いと 第103号・・・2005年(平成17年)10月号−−−おーい老い・・・・・・ 熊谷栄三郎著、肩がこらず笑いに包まれたエッセー 第102号・・・2005年(平成17年)9月号−−−泣いてもいい?・・・・・・ グレン・リングトゥビズ作、子供に死というものをどう教えるか 第101号・・・2005年(平成17年)8月号−−−飛ぶ教室・・・・・・ ケストナー作、勇気を伴わない賢さは何の役にも立たない 第100号・・・2005年(平成17年)7月号−−−水滸伝・・・・・・ 三国志演義・西遊記・金瓶梅と併せて四大奇書とよばれている 第99号・・・2005年(平成17年)6月号−−−ローマ人の物語Y・・・・・・ 塩野七生著、古代ローマの革新的少子化対策とは 第98号・・・2005年(平成17年)5月号−−−放浪記・・・・・・ 林芙美子作、貧困から来る涙も、飲み込まれそうになる不安感も明るく 第97号・・・2005年(平成17年)4月号−−−にごりえ・・・・・・ 樋口一葉作、紫式部と並んで最も高い名声を確保しているとの評価も 第96号・・・2005年(平成17年)3月号−−−京都発見・・・・・・梅原猛著、シリーズの第一巻、伏見稲荷大社 、祈りの渦 第95号・・・2005年(平成17年)2月号−−−千夜一夜物語・・・・・・バートン版、親の小言と茄子の花は千に一つの徒もない 第94号・・・2005年(平成17年)1月号−−−浜坂にて・・・・・・野田宇太郎著、『関西文学散歩』下巻に収録された一編 正月閑話・・2005年(平成17年)正月−−−ごくらくゴクラク・・・・・・ほんとうに閑話です 第93号・・・2004年(平成16年)12月−−−巌流島・・・・・・斎藤茂吉著、剣豪武蔵を「卑怯者」と一刀両断に見事な太刀さばき 第92号・・・2004年(平成16年)11月−−−耳なし芳一・・・・・・小泉八雲作、数百年を経て芳一は平家怨霊の心を揺さぶった 第91号・・・2004年(平成16年)10月−−−赤すきんちゃん・・・・・・ペロー作、本当は赤ずきんちゃんはオオカミに食べられた 第90号・・・2004年(平成16年)9月−−−デイビッド・コパフィールド・・・・・・ディケンズ作、文庫本で二千ページを超えるが名作 第89号・・・2004年(平成16年)8月−−−生ましめんかな・・・・・・栗原貞子作、原爆の詩、実体験を詩に詠んだ 第88号・・・2004年(平成16年)7月−−−郡上の南天・・・・・・水上勉作、郡上八幡といえば、美しい水と郡上踊り 第87号・・・2004年(平成16年)6月−−−天誅組のこと・・・・・・宮本常一著、五條市で蜂起した天誅組は悲惨な最後を遂げます 第86号・・・2004年(平成16年)5月−−−ほっとする禅語・・・・・・渡會正純・石飛博光監修、無常迅速・一行三昧 第85号・・・2004年(平成16年)4月−−−レ・ミゼラブル・・・・・・ビクトル・ユゴー作、挿話が多く、冒頭から延々と主題以外が展開 第84号・・・2004年(平成16年)3月−−−インド神話・・・・・・上 村勝 彦著、その時、無もなく有もなかった 第83号・・・2004年(平成16年)2月−−−シッダールタ・・・・・・ヘルマン・ヘッセ作、インドで注目され12のインド 方言に翻訳された 第82号・・・2004年(平成16年)1月−−−運命ではなく・・・・・・ケルテース・ イムレ作、かすかにあがる湯気にも幸せを感じる 正月閑話・・2004年(平成16年)正月−−−笑門・・・・・・ほんとうに閑話です 第81号・・・2003年(平成15年)12月−−−クリスマス・キャロル・・・・・・ディケンズ作、自分が死んだことを皆 が喜んでいる 第80号・・・2003年(平成15年)11月−−−ニュールンベルクのストーブ・・・・・・ウイーダ作、ストーブが取り持つ縁 第79号・・・2003年(平成15年)10月−−−壕端の住まい・・・・・・志賀直哉作、瀬戸ひきの金盥で牛肉のすき焼きをしたことも 第78号・・・2003年(平成15年)9月−−−劉村の渡し (漢詩)・・・・・・楊万里作、瀬戸大橋ならどう詠むか 第77号・・・2003年(平成15年)8月−−−羅生門・・・・・・芥川龍之介作、飢饉と疫病による地獄絵図 第76号・・・2003年(平成15年)7月−−−天の川縁起・・・・・・小泉八雲作、稜線に切り取られた空一杯の星 を思い出す 第75号・・・2003年(平成15年)6月−−−古都・・・・・・川端康成作、京言葉と風景描写、雅な表現 第74号・・・2003年(平成15年)5月−−−東海道中膝栗毛・・・・・・十返舎 一九作、同行二人と対極をなす二人連れ 第73号・・・2003年(平成15年)4月−−−ローマ人の物語・・・・・・ 塩野七生著、ローマ建国は紀元前753年 第72号・・・2003年(平成15年)3月−−−居酒屋・・・・・・エミール・ゾラ作、なぜかくも悲惨な状況を書き連ねるのか 第71号・・・2003年(平成15年)2月−−−あしながおじさん・・・・・・ウエブスター作、見たことのない篤志家はあしながおじさん 正月閑話・・2003年(平成15年)正月−−−天まであがれ・・・・・・ほんとうに閑話です 第70号・・・2003年(平成15年)1月−−−日本百名山・・・・・・深田 久弥著、富士山は偉大なる通俗であると表現 第69号・・・2002年(平成14年)12月−−−大地・・・・・・パール・バック作、アメリカ人女性初のノーベル文学賞受賞作家 第68号・・・2002年(平成14年)11月−−−河童・・・・・・芥川 龍之介作、龍之介の事情を知ると大変悲しくも感じられる 第67号・・・2002年(平成14年)10月−−−雨季の歌・・・・・・タゴール作、インドのノーベル文学賞受賞者の詩 第66号・・・2002年(平成14年)9月−−−風の盆恋歌・・・・・・ 高 橋治作、不倫を描きながら罪悪感を感じさせないのは何故? 第65号・・・2002年(平成14年)8月−−−最後の授業・・・・・・ドーデ作、自国語を教える最後の日 第64号・・・2002年(平成14年)7月−−−風立ちぬ・・・・・・堀辰雄作、人の出会いと別れは風のように 第63号・・・2002年(平成14年)6月−−−春望(漢詩 )・・・・・・杜甫作、国破山河在、城春草木深 第62号・・・2002年(平成14年)5月−−−ヰタ・セクスアリス・・・・・・森鴎外作、自分の地位を賭けて書いた作品 第61号・・・2002年(平成14年)4月−−−干し草の月・・・・・・ヘルマン・ヘッセ作、干草の月 とは七月の別名 第60号・・・2002年(平成14年)3月−−−坊ちゃん・・・・・・夏目漱石作、年もとって成長したが、負けん気と正義感は健在 第59号・・・2002年(平成14年)2月−−−ハンガリー民話・・・・・・民話集、あったことか、なかったことか、オペレンツ海の 正月閑話・・2002年(平成14年)正月−−−不老長寿・・・・・・ほんとうに閑話です 第58号・・・2002年(平成14年)1月−−−夜明け前・・・・・・島崎藤村作、文の冒頭はあまりに有名 第57号・・・2001年(平成13年)12月−−−アラビアンナイト・・・・・・バートン版説話集、お上品でない話も沢山でてきて 第56号・・・2001年(平成13年)11月−−−武蔵野・・・・・・国木田独歩作、大きなキャンバスに描かれた武蔵野の風景 第55号・・・2001年(平成13年)10月−−−スタンド・バイ・ミー・・・・・・スティーブン・キング作、悪ガキ友達みんなで一寸冒険 第54号・・・2001年(平成13年)9月−−−夫婦善哉・・・・・・織田 作之助作、柳吉は儲かればすぐ放蕩三昧 第53号・・・2001年(平成13年)8月−−−15少年漂流記・・・・・・ジュール・ヴェルヌ作、子供の夏休み読書に最適 第52号・・・2001年(平成13年)7月−−−俘虜記・・・・・・大岡昇平作、わがこころのよくてころさぬにはあらず 閑 話・・・・2005年(平17.10.31)−−−マックとサイクリングのこと・・・・・・ 愛犬の死を悼んで 第51号・・・・2001年(平成13年)6月−−−ガリバー旅行記・・・・・・ スウィフト 作、人を喜ばせるために書いたものではないと 第50号・・・・2001年(平成13年)5月−−−千曲川旅情の歌・・・・・・島崎藤村作、小諸なる古城のほとり 第49号・・・・2001年(平成13年)4月−−−春雨後 (漢詩)・・・・・・孟郊作、冬枯れした庭の雑草が先を争って生えだした 第48号・・・・2001年(平成13年)3月−−−敦煌・・・・・・井上靖作、進士の試験で不覚にも居眠りを 、波乱の幕開け 第47号・・・・2001年(平成13年)2月−−−随唐演義・・・・・・安能務訳、中国人に言わせると、演義は歴史である らしい 正月閑話・・2001年(平成13年)正月−−−福寿草・・・・・・本当に閑話です 第46号・・・・2001年(平成13年)1月−−−第三の波・・・・・・アルビントフラー著、第三の波は現在進行形 第45号・・・・2000年(平成12年)12月−−−歌集・一握の砂・・・・・・石川啄木作、よく読めば思わぬ発見 も 第44号・・・・2000年(平成12年)11月−−−三国志・・・・・・吉川英治作、 中国原典らしいスケールの大きな物語 第43号・・・・2000年(平成12年)10月−−−天平の甍・・・・・・井上靖作、想像を絶する命がけの旅 第42号・・・・2000年(平成12年)9月−−−イソップ物語・・・・・・イソップ作、人間としての根本的な在り様は普遍 第41号・・・・2000年(平成12年)8月−−−山椒太夫・・・・・・森鴎外作、安寿恋しや、ほうやれほ 、厨子王恋しやほうやれほ 第40号・・・・2000年(平成12年)7月−−−日曜日・・・・・・三島由紀夫作、小説家が苦悩の代表者のような顔をするのは変だ 第39号・・・・2000年(平成12年)6月−−−四面楚歌・・・・・・藤堂明保 著、中国名言集より、虞美人草 第38号・・・・2000年(平成12年)5月−−−草枕・・・・・・夏目漱石作、作者は文章の美しい感じが残れば良いと 思っていた 第37号・・・・2000年(平成12年)4月−−−八十日間世界一周・・・・・・ジュール・ヴェルヌ作、彼が想像したことは皆実現 された 第36号・・・・2000年(平成12年)3月−−−伊豆の踊子・・・・・・川端康成作、旅芸人と拘泥することなく接する主人公 第35号・・・・2000年(平成12年)2月−−−街道を行く 、熊野・古座街道・・・・・・司馬遼太郎著、若衆組に関して熱心に訪ね 第34号・・・・2000年(平成12年)1月−−−さまよえる湖・・・・・・ヘディン著、ゴビ砂漠をさまようロブ・ノール湖を発見 第33号・・・・1999年(平成11年)12月−−−夢十夜・・・・・・夏目漱石作、こんな夢を見たと読者に話しかけます 第32号・・・・1999年(平成11年)11月−−−ジキル博士とハイド氏・・・・・・スティーブンソン作、人間は善悪の割合で評価が 決まる 第31号・・・・1999年(平成11年)10月−−−変身・・・・・・カフカ作、親子・兄弟・夫婦と言った関係が知らず知らず変化 第30号・・・・1999年(平成11年)9月−−−暗夜行路・・・・・・志賀直哉作、巧みに自伝的なものと虚構を織り交ぜています 第29号・・・・1999年(平成11年)8月−−−トムソーヤーの冒険・・・・・・マーク・トウエイン作、憎めない悪童を主人公に 第28号・・・・1999年(平成11年)7月−−−蟹工船・・・・・・小林多喜二作、日本プロレタリア文学の代表的作品 第27号・・・・1999年(平成11年)6月−−−ファーブル昆虫記・・・・・・ファーブル著、自然界の巧妙な仕掛けにただ驚くばかり 第26号・・・・1999年(平成11年)5月−−−ハツカネズミと人間・・・・・・スタインベック作、書かれた当時のアメリカを よく表現 第25号・・・・1999年(平成11年)4月−−−この道・・・・・・北原白秋作、誰でも歌える懐かしい歌 第24号・・・・1999年(平成11年)3月−−−猟人日記・・・・・・ツルゲーネフ作、貴族社会の没落を時代背景に 第23号・・・・1999年(平成11年)2月−−−髪切り魔・・・・・・和久峻三作、京都観光のように気楽に読める一冊 第22号・・・・1999年(平成11年)1月−−−宇治拾遺物語・・・・・・説話集、宇治拾遺物語の母体は宇治大納言物語 第21号・・・・1998年(平成10年)12月−−−ああ野麦峠・・・・・・山本茂実著、女工哀史?そんな事はない 、腹一杯食べられたし 第20号・・・・1998年(平成10年)11月−−−鬼趣談義・・・・・・澤田瑞穂著、よくこれだけ幽鬼の種類と技能?を調べたもの 第19号・・・・1998年(平成10年)10月−−−絵のない絵本・・・・・・アンデルセン作、この物語を文字どおり絵本にすると 第18号・・・・1998年(平成10年)9月−−−アイヌ神謡集・・・・・・知里幸惠編訳、アイヌの人がアイヌ語を日本語に訳した 唯一の本 第17号・・・・1998年(平成10年)8月−−−蜘蛛の糸・・・・・・芥川龍之介作、自分の無慈悲な心のため 第16号・・・・1998年(平成10年)7月−−−チップス先生さようなら・・・・・・ジェームス・ヒルトン作、自分の命の火が 消える前の日 第15号・・・・1998年(平成10年)6月−−−挿秧 (漢詩)・・・・・・范成大作、稚苗の間には豊年の兆しが 芽生えている 第14号・・・・1998年(平成10年)5月−−−黴・・・・・・徳田秋声作、 作者の表現したい「何か」を感じることが難しい一作 第13号・・・・1998年(平成10年)4月−−−漂泊の魂(クヌルプ)・・・・・・ヘルマン・ヘッセ作、追憶は客観的な自己との対話 第12号・・・・1998年(平成10年)3月−−−清兵衛と瓢箪・・・・・・志賀直哉作、 偏った価値観の中で悩んでいる子供に読んでほしい 第11号・・・・1998年(平成10年)2月−−−インドで考えたこと・・・・・・堀田善衛著、今でも混沌、カオスという言葉が 当てはまる 第10号・・・・1998年(平成10年)1月−−−アルトハイデルベルク・・・・・・マイアーフエルスター作、美しい大学の古都を舞台に 第9号・・・・・1997年(平成9年)12月−−−瀧口入道・・・・・・高山樗牛作、 滝口入道と横笛の悲恋物語 第8号・・・・・1997年(平成9年)11月−−−小説十八史略・・・・・・ 陳舜臣作、人間の英知と言われるものはそれほど変わらないもの 第7号・・・・・1997年(平成9年)10月−−−西遊記・・・・・・呉承恩作、大人向きの孫悟空なんて知らないという人も 第6号・・・・・1997年(平成9年)9月−−−高野聖・・・・・・泉鏡花作、俗世界を象徴的に表現しているように思う 第5号・・・・・1997年(平成9年)8月−−−「下天は夢か」「夢のまた夢」「乾坤の夢」・・・・・・津本陽作、信長・秀吉・家康の三部作 第4号・・・・・1997年(平成9年)7月−−−聊斎志異・・・・・・蒲松齢作、登場する魑魅魍魎はみな親しみ易い 第3号・・・・・1997年(平成9年)6月−−−第三の波・・・・・・アルビン・トフラー著、未来社会を見つめる面白い本 第2号・・・・・1997年(平成9年)5月−−−人生論ノート・・・・・・三木清著、子供にも読める入門哲学書 第1号・・・・・1997年(平成9年)4月−−−スイスの家族ロビンソン・・・・・・ウイース作、手元に残っていれば宝物のようにするのに |
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