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          宇治橋周辺の景観について

 2010年12月12日実施の「第7回京都・観光文化検定試験 2級 第10問」を借用してご案内します。

 解答例で埋めた問題文は京都新聞に掲載されたものを転記しています。問題文に沿って写真を掲載しています。

 以下出題本文

宇治は京都の南東に位置し、古くから水陸交通の要衝として、また、平安貴族の別業の地として栄え、現在も多くの史跡が残っている。
 宇治橋のぞばには、橋を管理していたことから通称・橋寺と呼ばれる放生院があり、境内には、宇治橋創建の経緯が記された宇治橋断碑が立っている。宇治川河畔では、豊臣秀吉が伏見城築城の後、宇治川を改修するために築いたとされる堤防 「太閤堤」 の一部が近年見つかった。
 平安後期、父の別荘であった宇治殿を藤原頼通が寺としたのが平等院の始まりといわれる。本尊の阿弥陀如来像は、定朝の代表的作品で国宝に指定されている。宇治川対岸にある宇治上神社の本殿 (国宝) は、神社建築として最古の遺構であり、平等院とともに世界遺産に登録されている。
 宇治は中国文化の影響も多く受けている。鎌倉時代には明恵を通じてが伝わり、今では日本有数の産地となっている。江戸前期に開創された萬福寺は、中国風の建築様式で、普茶料理を食することができる。近くには、西国三十三所観音霊場第10番札所の三室戸寺があり、アジサイやツツジなど四季折々の花の名所として知られている。
 宇治はまた、万葉集や平家物語など数多くの古典文学にも登場する。中でも紫式部が書いた源氏物語の最後の十帖は、宇治が主な舞台となっていることから 「宇治十帖」 と呼ばれている。源氏物語の総合的な展示施設 「源氏物語ミュージアム」 までは、宇治橋からさわらびの道が整備され、多くの観光客が散策を楽しんでいる。
                                                                以上全文
 

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宇治橋鳥瞰、あんな本こんな本






 宇治橋(手前)と

 JR奈良線鉄橋(奥)







 写り込んでいませんが、右端の

 この辺り京阪電車宇治駅


 
宇治橋三の間、あんな本こんな本





 新宇治橋三の間から

 上流 朝霧橋と塔の島


 
宇治橋、あんな本こんな本





 川中に残る杭は

 かつて橋が架かっていた
 場所を表しています。

 
橋寺、あんな本こんな本





 橋寺

 宇治橋断碑は階段を登った左

 冬期は公開されていません


 
太閤堤、あんな本こんな本





 発見された太閤堤(秀吉)

 宇治市槇島町一ノ坪並びに

 落合には生活道路として

 利用されている堤があります

 
平等院、あんな本こんな本






 平等院

 
宇治神神社正面、あんな本こんな本





 宇治上神社正面

 
宇治神神社本殿、あんな本こんな本





 宇治上神社本殿

 
隠元禅師登岸の碑、あんな本こんな本












 この碑の向かいに隠元橋 (昭和32〜3年頃に
 木橋から鉄骨へ、更に現在は架け替え拡幅さ
 れました) があります



 
萬福寺山門、あんな本こんな本 





 黄檗山萬福寺 山門
黄檗山萬福寺、あんな本こんな本




 萬福寺 境内
 
萬福寺廻廊、あんな本こんな本






 萬福寺 境内
 
三室戸寺、あんな本こんな本





 三室戸寺
 
三室戸寺、あんな本こんな本





 三室戸寺
 
源氏物語ミュージアム、あんな本こんな本





 源氏物語ミュージアム



 宇治十帖


 
さわらびの道、あんな本こんな本






 さわらびの道

 左奥が宇治上神社

 
宇治観光イラストマップ、あんな本こんな本 






 宇治市観光協会


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